中小企業経営者のための豆知識。
資本金を見せ金で会社をつくることで生じる問題
株式会社の設立時の手続きが簡素化され、登記手続きの際の、資本金の払込の証明が通帳コピーで出来るようになったことは良いのですが、見せ金で会社を設立してしまうケースが増えています。 見せ金で会社を設立してしまってから、決算書に残って...
会社で不動産を賃貸している場合の売上を計算する方法
会社で賃貸用の不動産を買って、賃貸している場合には賃料収入は、会社の売上になります。 この場合の売上は、どのように計算するのかについて、入金されたときに売上としているケースがあります。 不動産の賃料収入による売上は、入金...
土地や建物を買った時の固定資産税相当額の経理処理方法
土地や建物を買って、最後に残金決済と引渡・登記手続を、銀行や不動産屋さんのオフィスでするかと思います。その際に、売買契約書の売買代金とは別に、様々な諸経費の精算があります。その中に「固定資産税相当額」という名目での支払が大抵の場合あるか...
仕事に使っている個人名義の車を会社の経費にする方法
会社を設立したばかりのころなど、会社で車のローンが組めないなどの理由で、個人名義の車を仕事に使わなければならないケースは良くあります。 この場合に、個人名義なので会社の経費にはできないと、あきらめてしまうケースが多いのですが、個...
カーナビやパーツを車の取得原価に含めるかどうかの判断の方法
会社の車に取り付けるカーナビやパーツは、車の取得原価に含めるのが原則ですが、タイミングによっては資本的支出として取り扱う可能性があります。 資本的支出として取り扱う場合には、その金額によっては、一括で経費にできるケースもあります...
売上のタイミングと入金や請求書の発行時点とのズレ
売上にするタイミングは、事業の内容、個々の取引の内容によって、とても多くのパターンがあり、非常に難しいテーマです。 とても複雑で難しいため、脱税や粉飾などが行われる可能性も高く、税務署の税務調査や、上場企業に対する監査法人の法定...
車の買い替えが節税になるのかどうか判断する方法
節税のために車を買い替えるという中小企業の社長は多いのですが、実際には車の買い替えが節税になるかどうかは、ケースバイケースになります。 中小企業の社長には、車好きな方が多いので、新しい車に買い替えて節税になれば最高でしょうが、判...
中古車が一括で経費になるという誤解について
中小企業経営者の間では、節税方法として中古車を買うというのは良くある話です。 特に、大きな利益が出て、大きな経費を作りたいときには、5年以上経過した中古車は一括で経費になるので、古い中古の外車を買いたいという相談が多いものです。...
車を購入した時に減価償却に回さなくてよい経費を区別する方法
1.基本ルール (1)減価償却に回すもの(取得原価)の内容 会社で車を買った時に減価償却に回すもの(取得原価)については、法人税法施行令第54条第1項で、次の2つの合計額と定められています。 車の購入代金(購入...
書類の保存期間と保存書類の種類
会社で保存しなければならない書類の保存期間と種類は、様々な法律によって決まりがありますので、それぞれの決まりに従って保存することが必要になります。 会社の事業の種類によって、書類の保存が必要な法律も様々なものがありますが、どんな...